制服がない場合の服装のポイント

介護職として働く場合に多くの人が頭を悩ますのは、どういった服装をすれば良いかという点ではないでしょうか。職場で制服が用意されている場合は難しく考えなくて済みますが、個人の裁量に任せられている場合は、何を着ればよいか悩ましいところです。そのような場合には、動きやすさ、清潔感、洗いやすさという3つのポイントを重視して服装選びをするように心がけるのがおすすめです。

まず、介護の仕事は要介護者の補助をしたり、リハビリを手伝うなどのように体を動かす機会が多いため、動きやすい服装であるに越したことはありません。例えば、女性の場合は、スカートではなく、パンツスタイルにしたほうが良いでしょう。また、普段から要介護者やその家族との距離が近いだけに、彼らに不快感を与えるようなことがあってはなりません。そのため、動きやすさに加えて、清潔感が感じられる服装が好まれるというわけです。ただし、だからといって必要以上に衣類にお金をかける必要はありません。

加えて、介護職として働いていると、衣服が汚れてしまうケースが少なくありません。体力を使う仕事もあり、目立つ汚れがなくても、服に汗が染み込んでしまうケースも日常茶飯事のため、着用した衣類はなるべくその都度洗濯するのがベターです。デリケートな服だと、何回も洗っているうちにすぐに駄目になってしまうため、長く使いたいのであれば気軽に洗うことができる丈夫な素材でできた衣類がおすすめです。最初は何を着たら良いのか悩むこともありますが、働くうちに仕事に適した服装が自ずと分かってくるでしょう。